霧中のコロナ問題収束

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8月のインドネシア製造業購買担当者景気指標(製造業PMI)は2月以来の50ポイントを上回る50.8でした。


製造業PMIは50が前月から横ばい、50を超えると前月比で改善を示すので、やっとコロナ問題から脱却する兆しが見えて来たように思えました。


某自動車部品の大手外注企業は7月頃は操業度が15%まで落ち込んでいましたが、今月からは70%に戻ったとの知らせがありました。


都市部では再び渋滞が発生しており、経済活動が元に戻りつつあるのかと幾分安心していました。


しかし、昨日、ジャカルタ州知事は感染者と死亡者が再度増加しつつあるとして、大規模社会制限PSBBを当初の4月時点に戻すと発表しました。


このため、保健、食料、食品、飲料、エネルギー、通信・情報技術、金融、物流、ホテル、建設、戦略産業、基盤サービス、公共便益、国益産業、生活必需品の分野以外は活動が制限されます。


インドネシアはPCR検査を熱心に普及させているため、感染者数が増加し続けるのは当然の事でしょう。


しかし、日本と異なり、死亡者数も増加し続けるのはどうしたことでしょうか。


日本に比べて、マスクの着用を徹底出来ないことや、素手で食べ物を口に運ぶ食事の文化、そして大便の後に素手で水洗いする習慣のトイレ環境などが影響しているのかもしれません。


アセアン諸国のいくつかは収束に向かいつつある中、一向に先が見えないインドネシアの状況には困惑するだけです。

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